両手でハンドルを保持して、両方の上肢で運動する装置です。
左右のB.M.L.T.CAM BOXがいつも同じ高さを維持する構造により、左右両上肢間の機能調整を図り、機能連関を高めます。また、レッグレスト(別売・上下可変式)に片方の脚を載せ、骨盤、股関節、脚の位置を左右で異なえても、両上肢が同じ高さで運動できます。この動作形態は、臀筋群、大腿部、下腿部など下肢の筋の合理的な活動を誘発でき、肩、体幹部、脚の機能連関の向上を図ることが可能です。合理的な歩行、走行に重要な「体幹部の前方への移動」動作と上肢・下肢の運動が合理的にリンクするので、下肢の故障改善、機能向上を含む歩行、走行能力向上を目的とすることが可能です。