筋肉の柔軟性
初動負荷トレーニングの効果効能に
「筋肉の柔軟性の向上」とあります。
柔軟性とはよく聞きますが、具体的には何なのかご存知でしょうか?
今回はその柔軟性について解説していきます。
筋肉の柔軟性とは?
「柔軟性は筋肉と腱が伸びる能力のことで、筋力・瞬発力・持久力・調整力とともに基本的な運動能力の一つとされています」
柔軟性には、静的柔軟性と動的柔軟性の2つがあります。
1.静的柔軟性
「関節可動域」すなわち体の柔らかさを表しています。
静的柔軟性を向上させることにより、怪我の予防や疲労回復に効果的です。
2.動的柔軟性
「関節可動域における動きやすさ」すなわち運動のしなやかさを表します。
動的柔軟性を向上させることにより、競技能力を高めることができます。
柔軟性を向上させるには?
○パッシブ(受動的)な方法
マッサージを受ける、鍼をうつ
肩甲骨をはがしてもらう等
○アクティブ(能動的)な方法
動的ストレッチや静的ストレッチ等
などの方法があります。
初動負荷トレーニングはアクティブ(能動的)な方法
先程申しました通り、アクティブ(能動的)な方法には動的ストレッチと静的ストレッチがあり、それぞれ以下の意味があります。
○動的ストレッチ
身体を動かして筋肉を刺激しながら関節の可動域を広げて、柔軟性を高めるストレッチで、心拍数や体温を向上させることができます。
基本的に運動前のアップとして行います。
○静的ストレッチ
反動や弾みをつけずに筋肉をゆっくりと伸ばし、伸展した状態を維持するストレッチです。
時間をかけて筋肉の最大可動域をゆっくりと伸ばしていくので、柔軟性のアップや可動域を広げる効果があります。
筋肉痛になりにくいことも特徴です。
基本的には運動後のクールダウンとして行います。
初動負荷トレーニングは?
初動負荷トレーニングは、動的ストレッチと静的ストレッチの両方の特徴を併せ持っており、
アップにもクールダウンにも適している万能のトレーニングとなっております。
まとめ
今回は、筋肉の柔軟性について説明していきました。
競技能力を向上させたいと考えているアスリートの方々にも柔軟性という面においても素晴らしい効果を発揮させることができます。
またアスリートの方だけでなく、柔軟性を向上させるというのは人間の身体をより良い方向へ導くことができますので、ぜひ初動負荷トレーニングでそれを確かめてください。